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Journals

このページについて
おそらくジャーナルはこのシステムの中で最もユニークで、理解が難しく、そして最も重要な役割を担っています。ジャーナルをうまく使えるようになれば、このシステムでできることの幅が大きく広がります。ぜひ慣れてみてください。
Journalは複数のデータベースを日付で接着する点になる
もう1つ、システム上Journalは非常に重要な役割を担っています。それは、日付に関連する情報を横断的に接続する役割です。
データベースにDateプロパティを追加することはできますが、この場合該当する日付に関連する複数のデータベースをまたいだデータを一覧にするのは面倒です。例えば、今日実行予定のTasksEvent ListFocus を同時に見たいとして、それぞれにDateプロパティを設けても横断的にデータを閲覧するのは少々面倒です。
そこで、それぞれのテーブルにDaily Journal List へのリレーションを設定し、今日のジャーナルを設定することにします。すると、今日のジャーナルレコードを開けば今日のジャーナルがリレーションに設定された情報をすべて俯瞰できます。
同様に、今週の目標や今週の作業時間を確認したいときにWeekly Journal List を接着点にすれば今週に関係する情報を横断的に確認できるようになります。こうすることで、各ジャーナルのレコードはその日、その週ごとのダッシュボード的な位置付けで機能させることができるようになります。
目次

Daily Journal

Daily Journalについて
Daily Journalの運用について
1日がはじまった時、Daily Journalに今週のWeekly Journal List を設定することで、Weekly FocusHabit List などが埋め込まれた状態になります。つまり、今日の大まかな目標が設定されます。
1日が進むにつれて都度データを記入しながら、作業中に思いついたことをメモしていきます。この段階でDaily Journalは目標から手帳へ変化します。1日の終わりには全てのデータを記入し終えて、作業の記録として完成します。このとき、レコードのタイトルとカバー画像に今日のハイライトとなる情報を設定しておくことで1日に意味づけをしつつ振り返りしやすくなります。
こうしてDaily Journalは1日を通して目標から手帳、そして記録へと役割が変わっていきます。データが入力されると該当のWeekly Journal List に要約されたデータが更新されます。
Daily Journalは毎日の作業台として機能しつつ、未来に生きる記録を残していきます。一日の始めに行う手順は日次スタート に、一日の終わりに行う手順は日次レビュー に記載されています。
毎朝Daily Journal List に当日分のレコードを追加する処理などはZapierなどを使えば自動化できます
Daily Journal List

Weekly Journal

Weekly Journalについて
Weekly Journalの運用について
Weekly Journalは毎週始めに今週分を作成し、Weekly FocusHabit List とリレーションすることで今週の目標などを決めることができます。
各週には7日分のDaily Journal List レコードをリレーションします。それをRollupすることで今週の合計値や平均値などを表示できます。
週の終わりなどにレコード内のノートに今週発見したことなどを記載します。同時にDaily Journalと同様にタイトルとカバー画像に今週のハイライトを設定します。このようにしてWeekly JournalもDaily Journalと同様に、一週間を通して目標から手帳、そして記録へと役割が変わっていきます
このような習慣を続けていけば適切に未来へバトンを渡せるようになります。
Weekly Journal List