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Notionのすごさはノートとデータベースの融合にある

Notionを単なる"リッチなテキストエディタ"として扱うのは余りにもったいないことです。これはあなたのようなエレガントなお方には似つかわしくありません。
Notionの公式キャッコピーは「All-in-one workspace」となっています。プロジェクトやタスク、ナレッジなどの情報を一元管理できるサービスということです。
キャッチコピーだけを読むとあまりピンとこないですが、たしかにNotionは他のリッチなノートテイキング・アプリケーションと一線を画しています。そして本当に「All-in-one workspace」になり得るポテンシャルを秘めているのです。
その核となっているのはノートとデータベースの融合にあります。もっと具体的にいうとWordとExcelがシームレスに統合されたものと考えてもらってもよいでしょう。
これこそがNotionのすごさであり、マリリン・モンローとスーザン・グリフィスの違いにあたるものです。
なるほどたしかにNotionが持っているリッチなテキストエディタとしての機能はそれだけでも注目に値します。しかし、より重要なのは「データベース」が"まともに"扱えることにあります。
同じようなSaaS型のノートテイキング・アプリケーションに「Evernote」がありますが、Evernoteはデータベース機能を備えていません。Excelは(辛うじて)データベースとして活用できるものの、ノートは書けません。
どちらも備えていて、低価格で、しかもここまでユーザビリティが高いのはNotionならではなのです。
しかも、NoitonはExcelよりもずっとまともなデータベース機能を備えています。少し専門的な用語を使うなら、Notionはプログラムを書かなくともリレーショナル・データベース(RDB)を扱えるサービスと言えます。
Notionを使いこなす上ではまずノートよりもデータベースに注目することでそのポテンシャルを最大限引き出せるようになるでしょう。